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書の遺伝子
亡き師匠の書きぶりを意識して その雰囲気を再現出来るのは 同門の先生仲間の中で2人になります。 ひとりは作風を寄せるのが上手です。 もうひとりは私になります。 彼か...
草稿つくり
次回の書道展の出品作品の草稿つくりを始めています。 1枚目は少し弾けた感じに、2枚目3枚目は其々若干構成を変えています。 題材は土井晩翠。 地元作家を書いてみたい気持ちがありますが...
奇跡がおきた
1枚目は偶然が生みだした一枚。 今回筆は一切使っておりません。 そして紙に書いたものでもありません。 ただ色合いが良く響き渡る調べみたいなものを直感的に感じられた一枚になります。 ...
アナログとデジタル
知名度のある詩文は、詩文に対するイメージが残存しているのでかえって難しい時があります。 宮崎駿監督天空の城ラピュタのエンディングの曲、君をのせてを書いてみました。 1枚目はラピュタの...
36.2℃
体温より高い36.2℃という最高気温を記録しました。 室温が36.5〜37.0℃のなか、本日も研究していましたが、厳しいなと流石に思いました。 墨は緩くなり、どっしりとしたものは書き...
願望?漢字創作3種類
地元所属団体の書道展が今週末から始まります。 最終日会場の手伝いがあるため、今週一週間は体調管理の都合、研究活動を少しセーブしております。 とはいえ、やはり習慣なのでしょうか。 ...
井伏鱒二の「黒い雨」より
1枚目は作品としての構図を意識して余白を活かすように、明るさに気をつけました。 2枚目は詩文から受けた印象。原爆・黒い雨の、強さやドス黒いイメージです。 この瞬間もウクライナで核兵器...
シフトチェンジ
見方が変われば意識が変わる。 角度が変われば方向性も変わる。 そんなことが今まさに起きております。 あまり得意ではない(というか好きではない)古典というものがあり 今までは何...
頭の中に、何がいる?
昨日一昨日の暑さは半端なく、身体が悲鳴をあげてしまうくらい厳しいものでした。 外の気温 36.5℃ 部屋の気温 38℃ 扇風機を回しても熱風で、1時間書くのも苦労しました。 ...
ご自愛下さい
暑い日がまだまだ続いております。 コロナウィルスの急激な感染拡大で マスクの装着などの感染予防対策を 一層気を引き締めていきたいものです。 皆様、どうぞご自愛下さいませ。
線の表情
古典研究で着目するポイントは形だけではありません。 大事なのは線の表情を読むことです。 それぞれの古典は書いた人も違えば時代も異なっています。 それらを踏まえると人間性や時代背...
締切が近いことに気付き…
月々の課題、競書生活を長く続けていますが時々締切が早いときがあります。 早め早めに仕上げますが、逆に締切が近くなると「あれ?書いたっけ?」「どこにしまったっけ?」状態。 挙句の果てに...
師匠の教え・古典研究から学ぶこと
「若いうちは兎に角いっぱい書けばいいのよ。書いてるうちに分かってくるから。」 師匠が教えてくださったことのひとつです。 私のいまの師匠は亡き師匠の奥様ですが 新型コロナウィルス...
墨と、業者選びについて
墨も色々あって、とにかく使ってみない限りどんな感じなのかをお伝えすることが出来ません。 私が経験したもので、仮名用の墨だけでも手元にある墨は 紅花墨2種類・天爵・墨運・さわらびになり...
四十路にして吾、振り返る
40代半ばに近づくにつれ あぁ…人生も折り返しになったと色々な側面から実感するようになりました。 振り返るとその大半を書道という学びの中で過ごしてまいりました。 師匠から学んだ...